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Vol.7 英語でジョーク
ノックノックジョークに挑戦

Knock, knock.
Who's there?
Nana.
Nana who?
Nana your business.


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(トントン)
誰?
ナナよ
どちらのナナ?
あなたに関係ないじゃない

<解説>
Nanaはナナという人の名前だが、口語でnone ofを早口でいった場合もナナと聞こえるリエゾン(音の連結)を用いたジョーク。none of your businessは「大きなお世話」という意味の定型句。

Knock, knock~で始まるこのジョークはノックノックジョークといい、大人から子どもまで広く親しまれている駄洒落。
ドアの向こうからノックする誰かと、ドアの中にいる誰かの掛け合いで成り立ち、ドアをノックする側の正体や目的などにオチをつけて完成させる。口語で使われることがほとんどなので、オチはリエゾンによる聞き間違いを利用することが多い。

例)
Knock, knock.
Who's there?
Adore.
Adore who?
Adore is in the way. Open up!

(トントン)
誰?
アドア
アドア…?
ドアが邪魔だよ、開けて!
(adore=動詞「(人)を敬愛する」→a door「ドア」)

中には多少強引なオチもあるが、他の単語に置き換えてみることで、日本の英語学習者が苦手とするリエゾンの学習にもなり、子ども騙しなジョークでもためになることがある。発音、リスニングを強化したい方は、多くのノックノックジョークに触れてみてはいかが?

例)
Knock, knock.
Who's there?
Aida.
Aida who?
Aida whole box of donuts and I feel terrible!

(トントン)
誰?
アイダ
アイダ…?
ドーナツを一箱ぜんぶ食べたので気分が悪いよ!
(Aida=女性の名前。I had aを早口で発音するとアイダと聞こえる)



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