Column of the Day
今日のコラム

コラムTOP > 今日の記事

Vol.30英語でジョーク
そのEngrish、通じてますか?

Something wrong with my Paso-Con. I need to have it fixed.
...Your what?


日本語訳を見る

日本語訳を隠す


パソコンの調子が悪いから、修理しなくちゃ。
…何言ってるの?

<解説>
日常会話の中で使われる外来語の多くは和製英語である。
そのため、そのまま英語の中で使っても通じない場面が多々ある。

パーソナルコンピュータをパソコンの略称で呼ぶのは日本人のみ(英語ではPC, laptop(ノート型PC)が主流)で、このように日本人が誤った英語を使うことをEngrishやJanglishなどと呼ぶ。

元々はEnglishの「L」と「R」の区別ができない日本人の英語を指した言葉のようだが、東アジア圏の人々の英語の誤用全般を指すこともあり、企業スローガンや屋外の看板などで見かけるEngrishは、ジョークの対象となっている。

Engrishの用例を投稿するサイト「Engrish.com」では、世界から抱腹の誤用例が寄せられている。

Don't drink a car under the influence of alcohol!!
酒気を帯びて車を飲まないでください!(ホテルのフロント)

Children younger than five years old and cowards should be accompanied with adults.
5歳以下の子どもやおくびょう者は大人の付き添いが必要です。(乗り物の注意書き)

Would you give your cooperation please?
Please do not joke for The Bathroom.
We are sorry for enough service.
協力をくれませんか?
バスルームをジョークにしないでください。
サービスが十分ですみません。(宿泊施設の張り紙)

If you are stolen, call the police at once.
あなたが盗まれた時は、直ちに警察へ電話ください。(上海市公安局の警告板)

This freezer is out of control.
この冷蔵庫は制御不能です。(スーパー店内の張り紙)
※out of service(故障中)の誤植

とはいえ、英語圏の人々は非ネイティブと話す機会が多いため、ブロークンイングリッシュに寛大だ。言葉が不自由でも、大事なのは「どう話す」ではなく「何を伝えたい」か。失敗を恐れてコミュニケーションの機会を失うよりも、Engrishでも臆せず積極的に使おう!



Copyright(C) BIGLOBE Inc.