それは、周波数の違いです。周波数とは、「1秒間に空気の変動が何回起るか」という数値です。日本語に多く含まれる母音の周波数は、主に400〜1200Hz(ヘルツ)前後の低周波音域、英語に多く含まれる子音の周波数は、1500〜5000Hz、場合によっては1万Hz以上の中・高周波音域で、日本語の何倍にもあたる周波数を持っているのです。
下記の図を見ると、英語・米語に対して、日本語の周波数が、かなり低いということがわかりますよね?
※日本人は、低周波音域である母音の音域に、音声感覚がズームインしてしまうため、英語に多い子音の中・高周波音域を正確に認知することが難しいのです。 |