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実用英語技能検定(英検)
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英検の出題形式が変わる英検の出題形式が変わる
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 実用英語技能検定(英検)の出題形式が2004年度第1回から変わる。6月実施の一次試験では「1級・準1級」で、7月実施の二次試験では「準1級〜3級」で、それぞれ改定されるという。国際化が進み、世界の「共通語」として英語がますます必要とされる中で、私たち日本人が、英語を用いてコミュニケーションを取る機会は国内外を問わず増えている。こうした時代の流れを受け、コミュニケーション能力を重視した、総合的な英語力を測る「英検」の存在価値は、今後ますます高まるだろう。2回にわたり、「英検の出題形式改定」について特集する。
コミュニケーション能力の測定を重視
 英検は、日常生活に必要とされる英語の4技能「聞く・話す・読む・書く」の運用能力を総合的に測る試験だ。今回の改定の目的について、日本英語検定協会の古畑儀行さん(経営企画部広報課課長)に聞いた。
 「より適切に受験者のコミュニケーション能力を測定することが目的です。英検は2002年度に5級、4級、3級、2003年度に2級、準2級の試験がそれぞれ改定されました。今回の1級、準1級の改定により、ようやくすべての級の見直しが完了します。最近では英語はコミュニケーションの道具であるとの意識が高まり、『聞く・話す』ことが中心の英語力へと、社会で求められる英語力も移行しています。そうした変化に合わせて、『コミュニケーション能力を測る』ことを重視することになったのです」
一次試験改定のポイント1 ライティングの強化
 一次試験では「ライティングの強化」と「リスニングの強化」が改定のポイントとなる。
 「ライティングの強化」にあたって、1級で「自由英作文」が、準1級で「記述式問題」が導入される。
 1級は、自由度の高い課題が出題され、より実践的な形式となった。「TOPIC」として与えられた日常的な題材について、問題中に挙げられた「POINTS」を少なくとも三つ以上満たすエッセイを書く(→サンプル問題)。
ただし、導入と結論のある3段落以上の英文を書かねばならない。問題は英文で示されている。語数は200語に増え、配点も28点へと引き上げられた(表1を参照)。
※表1
 準1級はこれまでの整序問題形式をやめ、「手紙文を読み、100語で返事を書く」という、より実践的な記述問題(→サンプル問題)に変わった。ライティング能力を重視し、配点は14点まで引き上げられた(表2を参照)。
※表2
 「記述式問題では正確さはもちろん大切だが、自分の表したいことをいかに適切かつ的確に表現するかが重要」と古畑さんは言う。そのほかにも、「短文の語句空所補充」でのIdioms廃止と問題数削減、「長文の語句空所補充」でのパッセージ数や語数、問題数変更、「長文の内容一致選択」でのパッセージ数や語数変更といった改定がなされる。
二次試験改定のポイント2 リスニングの強化
 「リスニングの強化」としては、1級、準1級共通で「Real-life形式」が導入される。これは、日常的にいかにも起こりうる場面設定に基づいた、臨場感あふれるリスニング試験だ。館内放送やメディアからの放送、会議や留守番電話といった場面が題材として用いられる。たとえば、空港でのアナウンスが流れ、乗客はどのような行動を取ればいいのかを選択肢の中から選ぶ(→サンプル問題)。
 古畑さんは「この試験では、実際の受験者層の生活とかけ離れないような題材が出題されます。普段からさまざまな英語放送をできる限り聞いて、それをくり返し覚えていく努力が必要ですね。それが、将来社会で必ず活かされますから。リスニングを軽視する人が多い高校生の時期を、コミュニケーション能力を身に付けるためにも大切にしてほしいものです」と話す。
発信型の英語が身についている人には受けやすい
 英語で自分の意見を述べることに慣れていなければ、「発信型」重視の試験となった英検受験をためらう人もいるかもしれない。しかし、試験形式ががらりと変わるわけではなく、「英語の4技能の運用能力を総合的に測る試験」であることには変わりない。「本当のコミュニケーション能力を身に付けようと学習してきた人には、その能力がより正確に測定できるようになりました。ぜひチャレンジして、実力の証明としていかしてほしいですね」と、古畑さんは受験者に向けて呼びかけた。
改定についての詳細は日本英語検定協会公式HP内「出題形式改定のお知らせ」をご参照ください。
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